「人と同じものが欲しい」「人よりも優位に立ちたい」などの気持ちは、
周囲の人の言葉や、テレビや雑誌の情報に影響されていることが多いものです。
作家の松井今朝子さんは、現代人には「心のダイエット」が必要だと語っています。
人の心が欲望で肥満するというのです。
そうならないためには、心が本当に欲しているものと、その場の欲求にすぎないものを判断することが重要です。
社内では、
「心が本当に欲しているものを考えてみたのですが、今のところ見つかりませんでした。一時の欲望に振り回されがちなので、今一度心から欲しいものを探してみようと思います」
「周囲の雰囲気に乗せられて買ったものが、家で見るとそれほどほしいものではなく、ほとんど着なかったことがあります。情報に振り回されないよう、自分自身を見つめ直してみます」
「心がやせすぎといわれたことがあります。それは周囲のことに無関心すぎるからです。情報を得て刺激を得ることも大切だと知りました。欲望で肥満になりすぎるのもよくありませんが、やせすぎにも注意し、ほどよいバランスを保つよう心掛けます」
という意見が出ました。
「隴(ろう)を得て蜀(しょく)を望む」の諺のように、人の望みや欲望には際限がないものですが、一方「足るを知る」という諺のように、身分相応に満足することを知る生き方もあります。どのような生き方が幸せなのか、見つめ直してみたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀