朝礼の必要性

朝礼とは朝会とも呼ばれ「学校や会社などで、仕事が始まる前に全員が集まって挨拶・連絡などを行う朝の行事」と定義されています。

多くの企業や組織で朝礼が実施されていますが、そもそも、なぜ多くの企業で朝礼が行われているのでしょうか。
今一度、朝礼の必要性を見直し、その目的や役割を再確認しましょう。

企業が朝礼を行う目的

企業で朝礼を行う主な目的は以下になります。

  • 業務連絡、情報共有のため
  • 従業員の意思統一、気持ちを一つにする
  • 仕事に対する意識を高める
  • 従業員のコミュニケーション活性化
  • 社員教育
  • 顧客情報の共有など

目的の一つに挙げた社員教育という言葉に「そうなの?」と意外に感じる人も多いかもしれません。
実は、朝礼の時間は社員教育の場として活用されることが多いのです。
忙しい職場では、社員教育の時間を取るのも容易ではありません。
その点、一日のルーティンに組み込まれている朝礼の時間を使えば、毎日少しずつ、教育を行うことができるのです。
「企業は人なり」といいます。
「社員全員で」「習慣的に」「費用をかけず」に社員教育を実践できるのが朝礼なのです。

朝礼の効果

朝礼にはメリットがたくさんあります。
たとえば、朝礼をした場合に得られる効果は、次のとおりです。

  • 社員一人一人の取り組むべき目標が再認識できる
  • 社内の重要事項が、簡単に共有・伝達できる
  • 仕事へのやる気が生まれる
  • 社内のコミュニケーションが円滑になる
  • 企業理念や社是が浸透しやすくなる
  • 社員にスピーチ力が身に付く
  • お客さまへの理解が深まる
    など

朝礼の進め方

一方通行の朝礼

企業の方針によっていろいろな朝礼の進め方がありますが、まず思いつくのはこのような流れの朝礼ではないでしょうか。

  • 経営者をはじめ会社のリーダーがスピーチし、ほかの社員、従業員はただ話を聞く
  • 社是、社訓の唱和
  • 連絡事項の確認(情報の共有)

学校で行う朝礼も、このスタイルです。トップの考えや重要事項を共有できるので、これが組織にとって悪いわけではありません。
しかし、一方通行であることには確かであり、マンネリ化にも陥りやすいものです。
「朝礼が必要ない」と考える人の多くは、こんな朝礼をイメージしているのではないでしょうか。

コミュニケーションを活性化させる朝礼

それでは、双方向の、コミュニケーション活性化につながる朝礼の進め方はどのようなものでしょうか。
一例をご紹介します。

  • 社員、従業員の一人が司会となり、スピーチをする(司会は当番制にする)
  • スピーチの内容について他の社員が感想や意見を述べる
  • 社是、社訓の唱和
  • 連絡事項の確認(情報の共有)

コミュニケーションを活性化させる朝礼のメリット

この進め方には以下のようなメリットがあります。

  • 社員、従業員が司会を務めることで、自主性・積極性が生まれる
  • 互いに意見を述べ合うことで、相互理解が深まり、コミュニケーションが活性化する
  • 一人一人にスピーチの機会を与えることで、人前で話す練習になる
  • さまざまなテーマについて考える習慣が生まれ、成長につながる
  • 各自の話す様子などで、成長の度合いや健康やメンタルの状態を判断できるため、細やかなフォローができる

「社是、社訓の唱和」「連絡事項の確認」は、社員、従業員の心を一つにするという目的がありますが、互いの理解が深まったうえで行うことで、仲間の一体感が高まり、より効果が得られます。

朝礼のネタ探し

<コミュニケーションを活性化させる朝礼>には、良いテーマのスピーチが必須です。
せっかく社内で意見を交換するのですから、話題は厳選したいものです。望ましいスピーチのテーマは以下になります。

  • 実際の仕事に役立つ内容
  • 成長を促す内容
  • 道徳的な内容(感謝、思いやりの心を育てる)

良い話について意見を述べ合うことは、コミュニケーションに役立つだけでなく、一人一人の成長にもつながります。
道徳的なテーマを取り上げることで、職場のモラル向上・維持が実現できます。
昨今、問題になっているモラルが不足した社員、従業員によるトラブルも防ぐことができるでしょう。

良質な朝礼のスピーチネタの探し方例

  • 歴史的な偉人のエピソード(例:戦国武将、明治維新を支えた人、大企業の創業者)
  • 『論語』など古典からの引用
  • 諺、慣用句などが伝える教え(例:急がば回れ、情けは人の為ならず、光陰矢の如しなど)

(朝礼のネタ探しについての研究はこちら)

より効果の高い朝礼とは

しかし、効果の高い朝礼を実現するためにはスピーチのネタ探しという悩みが付いて回ります。
当番が回ってくるたびにネタ探しに憂うつになったのでは、せっかくの朝礼が嫌いになってしまうこともあるでしょう。
また、選んだネタがビジネスにふさわしいか、道徳的に正しいかの判断も重要となります。
優れたテーマを取り上げることで朝礼は社員教育の場になります。
朝礼の持つ効果を高め、社員教育につながる場にするには、良質なツールが必要です。

道徳的かつ成長にもつながる朝礼のスピーチ例文を集めたコミニケ出版の『月刊朝礼』もその一つです。

『月刊朝礼』とは

月刊朝礼の特長

創刊40年の『月刊朝礼』は社員教育に活用されてきた実績があり、編集部では道徳教育の研究が重ねられています。
テーマがぶれることがないため、安心して使っていただけます。

  • 心の成長に必要な道徳的な内容が学べる
  • 1分で読めるので、毎日無理なく続けられる
  • 新入社員から経営者まで、誰にでも簡単に理解できる

『月刊朝礼』を活用することで、さらに効果の高い朝礼を実践できます>

「長く働きたい会社」「良い会社」にするために

朝礼は従業員のコミュニケーションの場。記事について意見を述べ合うことで、互いへの理解を深め、チームワークを高めます。飲み会などの社内コミュニケーションが減った昨今、朝礼は全員の心を一つにする社内コミュニケーション活性化の機会としても重要です。

モチベーションアップのために

社内コミュニケーションが活発になることで、従業員の相互理解が深まります。また、成長や反省を促す記事を読み、内容について話し合うことで一人一人の仕事に対する意識やモチベーションが高まります。

「あたりまえ」のモラルやマナーを身に付けるために

社会人として身に付けておきたいモラルや思いやり、礼儀やマナーを毎日少しずつ学べます。互いに助け合う、協力し合う大切さを意識づけることで、職場のモラルが向上します。小さな積み重ねが一人一人の成長につながり、良い企業風土をつくります。