おはようございます。
京都銀行の元頭取、柏原康夫さんは、頭取時代、新入社員に1枚の紙を配っていました。紙には4つの言葉が書いてありました。
『親思う心に勝る親心、けふの音ずれ何ときくらん』。 吉田松陰の句です。
『志あるところに道あり』。
『天網恢恢疎にして漏らさず』。 老子の言葉です。
『一隅を照らす』。 伝教大師・最澄の言葉です。
社内では、
「言葉は、文字にすると、より印象強く記憶に残ります。私も心に響いた言葉を、普段から書き留めるようにしています」
「文字になった言葉は、何度も読み返すことができるため、その度心に刻み込むことができます。同じ言葉であっても、そのときの自分の成長度合いや状況に応じて、違った感動を与えてくれることがあります」
「どんなに良い言葉であっても、形だけになっては意味がありません。話す言葉も書く言葉も、心に響いたことは、行動に移せるよう努力していきます」
という意見が出ました。
職場や社会の規律は、言葉で訓示するだけでなく、文字にして伝えることで心に響くことがあります。「大事なことなのに伝わっていない」と思う言葉は、文字にしてみることで、相手の心に届くかもしれません。毎朝読む『月刊朝礼』は、皆さんの心に響いているでしょうか。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」