本日の朝礼は「ウソでも楽しく」です。

2015年3月23日(月)

おはようございます。

ある会社の社長が、内定者たちに向けてこのような話をしました。

「人が嫌がる仕事にこそ、チャンスがあります。ただし、どれだけ嫌な仕事でも嫌々行ってはいけません。嫌な仕事を行うときは、うそでも『楽しい』と口に出し、無理にでも『笑顔』をつくってください。『楽しい』と声に出せば、どんどん楽しい気分になり、『笑顔』になれば自然と笑えるようになります。そうしていれば、あなたが本来したいと望んでいた仕事も、任せてもらえるようになるはずです」

この社長は、創業者一族から信頼され、この会社の経営を任されるまでになったそうです。それは、長い間にわたり、この働き方を貫いてきたからなのです。

社内では、

「同じ仕事をしていても、楽しそうに仕事をしている人と、嫌々仕事をしている人では、周囲に与える影響がまるで違います。笑顔で働く人の姿は、見ている人の心を明るく、前向きにしてくれるものです。お客さまや職場の仲間のために、これからは笑顔で仕事をしていこうと思います」

「嫌な仕事を『楽しい』と思うことは難しいことです。しかし、成長するためには、苦しみの中に楽しみを見つけ出す姿勢が大事だと知りました。今後は、嫌な仕事にも率先して取り組むようにしていきます」

「どんな仕事であっても、嫌々取り組んでいては、最高の結果を得ることはできません。仕事で良い結果を出すためは、『楽しむ』気持ちを持つことが大切だと気づきました。そうすれば、自然と工夫や効率化のアイデアも出てくるはずです」

という意見が出ました。

どのような仕事でも、楽しく笑顔で仕事をすることが大切です。そうすれば、その仕事から学ぶことが増え、また周囲からの信頼を得ることができるようになります。働く姿勢ひとつで、人生は変わります。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。