本日の朝礼は「脱イライラ」です。

2014年4月3日(木)

おはようございます。

相手にイライラしてしまうことは誰にでもありますが、視点を変えて、その原因が自分にあると考えてみましょう。そうすると、少なくとも2つの原因が考えられます。1つは、自分自身に余裕がないことです。余裕がなければ、少しのことでも気に障ってしまいます。2つ目は、集中していないことです。自分のすべきことに集中していれば、人の言動を気にする暇はありません。イライラを感じたら、一度自分の心に向き合う時間を作ることが大切です。なぜ余裕がないのか、なぜ集中できないのか。それを考えれば、きっと落ち着くことができるはずです。

社内では、

「イライラするのは、自分の思い通りにいかないからです。そして、思い通りにいかないことは、世の中ではあたりまえのことです。だからこそ思い通りに物事を進めるために、準備を整え、計画を立てる必要があります。しかし、これまた相手がいることですから、計画通りにいくことは、あまりないのも事実です。それまでをも計画に織り込めるようになれば、社会人として一人前だといえると思います」

「余裕がないときは、ついイライラしていますが、私はそれをチャンスだと思っています。余裕がないというのは、自分の限界に挑戦しているとも言い換えることができます。その先にはきっと成長した自分がいるはずです。ただ、そのイライラを人に感じさせるような言動をしてはいけません。あくまでも、イライラは自分の中で処理しなければいけません」

「イライラしたときはついつい、視野が狭くなってしまいがちです。物事を多面的に捉えたり、客観的に見たりすることができなくなってしまいます。そんな状況では、問題を解決することはできません。そんなときは、大きく深呼吸をしたり、顔を洗ったりして気分を入れ替えることが大切です。そうすれば、きっと落ち着きを取り戻せます」

という意見が出ました。

日本で430万部以上、全世界で1500万部以上刊行された世界的大ベストセラー『人を動かす』の著者、デール・カーネギーはこのような言葉を残しています。

恨みを抱くな。大したことでなければ、堂々と自分のほうから謝ろう。頑固を誇るのは小人の常である。にっこり握手して自分の過ちを認め、いっさいを水に流して出直そうと申し出てこそ、大人物である。

イライラしたときは、ぜひこの言葉を思い出してみてください。相手に原因を求めるのではなく、視点を変えて、自分に原因を求めれば、きっと改善するべきことが見えてきます。あなたの行動が変われば、きっと相手の行動も変わっていくはずです。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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