今日の朝礼は「蝉の声」です。

2012年8月11日(土)

今年の2月に『十七歳の十七音』と題する冊子が発行されました。

 この冊子には、岩手県立大槌高校の2、3年生が東日本大震災後に詠んだ俳句と、
平成22年度の卒業生の一部が震災前に詠んだ俳句が、合わせて200句以上掲載されています。

 その中から、一句紹介しましょう。

『何事も なかったように 蝉の声』

 この句は、昨年の夏を詠んだものです。

 今年も、夏を迎えています。

 日が経つにつれて、マスコミ報道における東日本大震災に関する扱いが、小さくなっているように感じます。
震災報道で目立つのは、原発関連ばかりかもしれません。
このことは、報道の視聴者や読者である、私たちにもあてはまることかもしれません。
復興へのスピードより、記憶が薄れていくことのほうが、早いのかもと危惧してしまいます。

 震災の記憶が消えても、震災の爪痕は「無かったように」消えることはありません。本当に「無かったように」なるまで、支援活動を地道に続けていきましょう。

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。