【基本のビジネスマナー⑲ 】
休憩時間のマナー

気持ちよく休息を取るためのマナー

「ストレス社会」といわれる現代、働く人の負担を少しでも軽くする取り組みが求められています。
昼休みや小休憩など、リフレッシュできる環境を整えるのも工夫の一つです。
効率を上げ、元気に働き続けるためにも、休憩やリフレッシュの時間は不可欠です。
一方で、休憩を取る際には、周囲への配慮も大切です。基本的なマナーを守り、一人一人の心身の健康を保ちましょう。

基本のマナー

職場の休憩スペースは、他の人と共有する場です。たとえ1人で休憩する場合であっても注意したいものです。
第一に大声で話したり、大きな物音を立てたりしないようにしましょう。スマートフォンを使用するもイヤホンを使うなど、周囲に迷惑をかけない工夫をしましょう。

また、共有スペースではみんなが気持ちよく使える環境を維持する努力が必要です。ごみは自分で片づける、匂いの強い食べ物は控えるなどのルールを決めておくといいでしょう。
喫煙所は休憩スペースと別に設けることで、みんなが快適に過ごすことができます。

周囲への思いやりが大事

休憩に入る前は、上司や同僚に一声掛けることも大切なマナーです。誰がいつ休憩を取っているかをすぐにわかるようにしましょう。時間を守ることも大事です。休憩終了後、すぐに仕事に戻れるように準備しましょう。時間に遅れるルーズな態度は他の人の迷惑になります。

欠勤が多い日など、職場の人数が少ないときは、交代で休憩を取るなどの工夫が必要な場合があります。忙しくて休めない人がいないか注意する、いたら声を掛けるなど、周囲への思いやりを忘れないようにしましょう。

互いをいたわり合うことで、職場の雰囲気がより良いものになります。