本日の朝礼テーマは「ハヴ・ファン」です

2019年8月22日(木)

経済をテーマにした作品で知られる小説家の幸田真音さんは、銀行や証券会社で、債券トレーダーとして働いていた経験があります。
 海外で初めて仕事を任せてもらったとき、取引を行う大事な仕事でタイミングを読み違え、所属する銀行に多大な損失を与えてしまいました。そのとき上司が言った言葉が「ハヴ・ファン」でした。「楽しみなさい」という意味です。
 その言葉で冷静になった幸田さんは、最終的に損失を出さずに済んだのです。
 
 朝礼のスピーチに使える! 社員教育に役立つ『月刊朝礼』

社内では、
「イベントをやったとき、準備に集中したため、内容について心底楽しめなかった経験があります。大変なことはありますが、途中の過程をもっと楽しむことが大切です」 

「作り手や売り手が楽しんで作ったりやったりしていることでないものを、受け手が楽しいと思うはずがありません。楽しみながら作っているものを提供していきたいです」 

「人生はピンチの連続ですが、ピンチのときにどのような対応をするかで人間の器がわかります。肩の力を抜いて、対応できるような心の広さと余裕を身に付けたいと思います」

という意見が出ました。

困難な状況に直面したときは、誰でも冷静ではいられないものです。しかし、意気込みすぎても、恐れすぎてもうまくいきません。大変なときこそ、結果ではなく、過程を楽しむ余裕が大切です。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。