Nさんは、高校の同窓会に出席するために、週末に地元に帰り、会に参加しました。
会の終り近く、遠くから来たNさんを心配し、恩師が「遅いから帰るよう」言いました。
まだ話し足りなかったNさんは、帰りが深夜になりました。
翌朝、自宅の留守電に恩師からのメッセージが入っていましたが、夜は確認せずに寝たのです。
兄に送ってもらい、無事に帰宅したことを恩師に報告していませんでした。
恩師に電話をかけると、
「余計な心配をかけないことも礼儀だよ」
と言われたのでした。
社内では、
「若いころは、『自分は誰の世話にもなっていない』と傲慢な考え方でしたが、今では反省しています。いつも見守ってくれる人に安心してもらえるよう、頑張りたいと思います」
「私も同じような経験があります。忙しいとつい、大切な人への連絡が途切れがちになるので、メールや手紙で元気なことを伝えようと思いました」
「目の前のことに夢中になっていると、つい自分のことばかり考えてしまうものです。どのようなときも、大切な人のことを考え、無茶な行動をしないよう気を付けたいです」
という意見が出ました。
どのような人でも、必ず誰かのお世話になっているものです。
その優しさに気づかず、大事な人に余計な心配をかけてはいませんか。
いつでも、あなたの身を案じてくれている人がいることを忘れず、
節度ある行動を心掛けましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀