
草木染めで布を桜色に染めるときには、
花びらではなく、桜の木の皮や枝を使うといいます。
黒っぽいごつごつした皮からピンクを染め出す驚きを、
詩人で評論家の大岡信さんは、こう表現しています。
「体が一瞬ゆらぐような不思議な感じにおそわれた。
間もなく花となって咲き出ようとしている桜の木が、
花びらだけでなく、木全体で最上のピンクの色になろうとしている姿が、
私の脳裡にゆらめいたから」
これは組織の話にも似ています。お客さまに見えるところはほんの一部分でも、
その陰には多くの人たちの支えがあるのです。
社内では、
「木を見ると花びらばかりに目がいきますが、根や幹、枝などどれが欠けても花は咲きません。全てが力を発揮して花を咲かせていることを忘れないで、花をめでたいと思います」
「熱い思いをもって全員で目標に向かって進めば、目標は達成できると思います。個性を生かしながら、全員一丸となって前進していきます」
「素晴らしい商品やサービスを提供するには、さまざまな人の力が関わっていることを今一度思い返しました。関わってくれている多くのセクションの人々に感謝しながら、自分の役割に誇りを持ち直しました」
という意見が出ました。
最高の結果を出すためには、一人一人それぞれの個性を生かし、力を合わせることが大切なのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀