Yさんは出張から帰る途中に、
悪天候で電車が止まってしまうトラブルに遭遇しました。
不安や苛立ちから駅員に文句を言う人も見受けられました。
そのとき、ある年配の男性が
「安全を守ってくれて、ありがとう。大変でしょうが、頑張ってください」
と駅員に声を掛けたのです。
それを聞いて、Yさんは苛立つ気持ちが消えていきました。
そして、苛立ってた自分を恥じました。
本来なら乗客の安全を考えて対応してくれている駅員に感謝すべきなのです。
社内では、
「日本は、電車が時刻表通りに運行し、世界から驚きと称賛を受けていますが、それをあたりまえと思いすぎています。交通の安全を守ってくれている鉄道会社や航空会社の人たちに感謝したいです」
「どのような仕事にも裏方の人がいます。その人のきちんとした働きがあってこそ、表舞台の仕事ができるのです。彼らに素直にありがとうで言える自分でいたいです」
「事故や運行の遅れなどのときに、人の本性というものが見えます。鉄道会社の人たちに言っても仕方がないのに不満をぶつける人がいる一方で、彼らをねぎらう言葉を掛けられる人もいるのです。私は後者でいたいと思います」
という意見が出ました。
電車や飛行機が時間通り、かつ安全に運行されているのは、あたりまえのことではありません。それを管理してくれる人が働いているからです。自分のことばかり考えるのではなく、思いやりの心をもって感謝の気持ちを示しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀
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