社会人3年目のSさんは、去年から新しい仕事を担当し、必死で取り組んでいます。
思うようにいかず悩んだとき、高校時代の卓球部顧問の先生の言葉を思い出しました。
「君は練習も熱心だけれど、何より素直で正直なところが素晴らしい。それは練習以上に大切なこと」
Sさんは納得できず、「結果が出なければ意味がないのでは」と問うと、先生は「素直さや正直さは、人が生きていくうえでとても大事なことだ」と諭されたのです。
社内では、
「要領のいい人はその場では良い成績を収められるかもしれませんが、やはり長い目で見ると素直で正直な人が評価されると思います。腐らず、地道に努力していこうと思います」
「損な役回りを買って出て、正直者が馬鹿を見るといわれることがあります。しかし、いつでも正直な行いができている人はすごいと思います。これからも不器用やお人よしといわれても努力していきます」
「Sさんと顧問との間には信頼関係があったので、素直に聞けたのだと思います。素直さや正直さを引き出してくれる先輩との出会いはかけがえのないものです。そのような関係を築いていくことも大切です」
という意見が出ました。
素直さや正直さがない人は、一時的に物事がうまくいったとしても、長続きしないものです。その気持ちを忘れず、真っすぐ進み続ければ、道は開けるはずです。素直で正直に生きましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」