本日の朝礼は「喜びの連鎖」です

2017年7月3日(月)

おはようございます。

スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガルさんは、他人の幸せを喜ぶことは、周囲にも自分にも、大きなメリットをもたらすといいます。人とのつながりを強化するだけではなく、自分自身にある嫉妬や怒りなどのマイナス感情を取り除く効果があるそうです。他人の幸せを喜ぶのは難しいを思う人もいるかもしれませんが、誰にでもできる方法があります。それは相手を褒めることです。褒め言葉は、相手を祝福する言葉でもあるのです。

「セミナーに参加したとき、隣の人のいいところを見つけて褒めるアクティビティがありました。いいところを探して褒めていると、だんだんその人のことが好きになりましたし、逆に褒めてもらうとうれしくなって、相手や他の誰かを褒めたくなりました。褒めることでみんなが幸せになることを体験できました」

「褒めて伸びる人もいれば、叱らないと伸びない人もいます。しかし、叱られてばかりいると委縮してしまって伸びなくなる場合があります。部下の教育は、叱ってばかりではなく、褒めながら育てることが大切です」

「手伝ったり、ねぎらいの言葉を掛けたりするなど、相手に喜んでもらえることをしていると自然と感謝してもらえます。これを読んで、自分のために人を祝福することの大切さをあらためて学びました。注意や叱責をする場合でも、根底で相手のよさや素晴らしさを認めていれば、きっと理解してくれるものです。日頃から、自分も相手も幸せな気持ちになれる言動を心掛けます」

という意見が出ました。

自分が幸せになるためには、周囲の人の幸せを喜ぶことによって、その人たち自身がうれしくなることが大切です。人を心から褒めると、その場が明るくなり、次の人を褒めるような喜びの連鎖が起こります。誰かの幸せを心から祝福できるようになるために、小さな褒め言葉を掛けることから始めてみましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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