本日の朝礼は「手書きで『はなまる』」です。

2017年6月6日(火)

おはようございます。

小学校教諭のNさんは、生徒に「自学ノート」を提出するよう指導しています。「自学ノート」とは、宿題に特定の課題を与えず、生徒自らが学習内容を自由に選択し、手書きでまとめるノートです。手書きで文字や図形を書くと、脳が活性化され、アイデアが生まれやすいといわれています。手書きの文字は、書いた人の人柄が表れ、温かさが伝わります。そのため、できるだけ子どもたちが提出したノートに手書きでコメントを書いたり、丸を付けたりしているのです。
 
社内では、

「文字を書くのは好きなので、事あるごとに心を込めて書いていましたが、最近はメールなどで済ませていることが多いと反省しています。上手でなくても、これからもできるだけ手書きをしたいと思います」

「小学校のころ、宿題のほかに『がんばりノート』というものがありました。自由研究をして、手書きでノートを作成します。先生の『はなまる』やコメントがうれしかったことを覚えています。仕事のなかでも、手書きで思いを伝えることを取り入れていきたいです」

「朝礼で他の社員のコメントをメモすることで、頭が整理され、新しいアイデアがひらめくことがあります。手を動かしていると、頭だけで聞いているより吸収しやすいので、これからもメモを取りながら話を聞くようにします」

という意見が出ました。

手書きが心を豊かにするのは、大人にとっても同じです。近頃は仕事だけでなく、日常生活でもパソコンやスマホなどを使う機会が増えています。効率化も大事ですが、できるだけ手書きで文字を書くようにし、脳を活性化しながら、考え方を整理するようにしましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。