本日の朝礼は「陣頭に立つ」です。

2017年1月24日(火)

おはようございます。

「率先垂範」という言葉があります。人の先頭に立って物事を行い、模範を示すことを意味します。営業部のT部長は、現場に足を運び、自分の目で見て情報を収集しています。そのため部長の話は具体的で説得力があります。また、部下が起こした失敗に必ず同行し、共に謝罪した後、詳しく状況を確認して最善の対処をします。失敗した部下には、二度と同じミスをくり返さないように指導します。T部長の座右の銘は「100の言葉を並べるより、まず実践」です。

社内では、

「管理職なので、身につまされる内容でした。上司はあらゆる面で部下から評価される立場であることは心得ています。完璧かどうか自信はありませんが、誰よりも頑張って、信頼される上司を目指します」

「新入社員の頃、何をしてよいかわからないときに、上司のやり方を真似して覚えてきました。その経験が今に生きているので、素晴らしい上司だったと思えます。その人を見習って、後輩が正しく育つよい循環を職場のなかで生んでいきたいです」

「部下は上司の仕事ぶりだけでなく、その人間性をきちんと見ています。どんなに仕事ができても、人に対する思いやりがなく、自分だけがよければよいと考える人は、信頼できません。部下の見本となれる品性の高い上司になりたいです」

という意見が出ました。

日清食品の創業者である安藤百福さんは、リーダーシップについて、「管理職は部下に指示を与えれば、仕事が終わったように思っていないか。率先、陣頭に立つ。口先だけでは人は付いてこない。社員の結束を図るために、トップは先頭に立って旗印を掲げる必要がある」という言葉を残しています。自ら果敢に挑戦する管理職を目指し、社内の結束を図っていきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。