本日の朝礼は「シャークボーイ」です。

2017年1月23日(月)

おはようございます。

リオ・パラリンピックの男子競泳に出場した、南アフリカ出身のアフマット・ハシム選手は、弟を助けるためにサメに襲われ、右足の膝から下がありません。彼のあだ名は「シャークボーイ」。事故後、彼は環境団体の一員として、サメが生態系において重要な存在であることを訴え、国連から「国際サメ保護者」として認められました。彼は、「サメのおかげでパラリンピックに出れた。サメにありがとうと言いたい」と言っています。

社内では、

「ハシムさんのように絶望のふちに立たされたとき、きっと落ち込んで何もできなくなってしまうはずです。またサメを恨むでしょう。しかし、どれだけ悲観しても起こってしまった事実は変えられません。そこから未来を切り開けるように、日頃からプラスの考え方を心掛けます」

「困難が訪れたとき、誰しも開き直れず、そのことに固執してしまいます。ハシムさんがサメに関わったのも、ある意味、事故に固執したからかもしれません。しかし、その関わり方が前向きであり、決してサメを恨むことでなく、環境保護を訴えたところが素晴らしいです。苦難を乗り越え、運命をプラスに捉える強い心を見習いたいです」

「サメに足を食べられながらも、サメに感謝し、恩返しをしたいと思うハシムさんの考え方は、とても真似できません。恐らく自然界に対する感謝の心を常に感じながら生きてこられたのではないでしょうか。自然を大切にし、生きとし生けるものを慈しむ心を大切にしたいです」

という意見が出ました。

困難に遭うと、すぐに周囲や運命を恨み、悲嘆にくれやすいのが人間です。しかし、ハシムさんのように、他人から見れば災難と思われることも、大局的に見て、価値あるものと前向きに捉えれば、未来はもっと明るく変えられるはずです。プラスの考え方で新しい未来を築く努力をしましょう。         

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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月刊朝礼

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毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。