本日の朝礼は「裏方さまさま」です。

2017年1月25日(水)

おはようございます。

多くの人は、評価される仕事やスポットライトの当たる仕事には、喜んで取り組みます。なぜなら、心のどこかに「他人に認められたい」という気持ちがあるからです。一方、資料の準備や掃除のような地味な仕事は、積極的にしようとはしません。そのため、成果が目に見える仕事を好み、裏方の仕事を敬遠するのです。裏方の仕事は一般的に評価されにくいですが、重要な役割を担っているのです。

社内では、

「資料の作成や雑務などの作業が嫌いではありません。それらが大切な仕事につながっていることがわかっているからです。評価されるかどうかよりも必要だからするという気持ちが大切です」

「管理職ですが、部下たちの地道な努力によって支えられていると感じます。仕事はどんなものも裏方作業がほとんどです。それを嫌な顔をせず、コツコツとできる人はすごいです。私も自ら実践しながら、部下の努力をさらに評価していこうと思います」

「スターがテレビや舞台で輝けるためには、裏方の並々ならない努力があるからだとわかります。また大スターといわれる人ほど、その重要性を十分に理解し、思いやりの心で接しているのではないでしょうか。裏方がいて段取りをしているから、全てがうまく回っているのです」

という意見が出ました。

裏方とは、芝居で舞台の裏側で働く人であり、道具や衣装、音響や照明の係などのことです。そこから「表立たず、陰で実質的な仕事を引き受ける人」を意味するようになりました。
もしも、あなたが表舞台で仕事をしているならば、常に裏で支えてくれている人がいることを忘れてはいけません。逆に、誰かを支えているならば、たとえ地味で目立たなくても、見えないところで役に立っていることに誇りを持ちましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。