本日の朝礼は「いただきます」です。

2016年12月26日(月)

おはようございます。

Tさんの勤める電機メーカーの寮には食堂があります。壁には「食べる前には、いただきます。食べた後には、ごちそうさま。これは人間の基本です」という貼り紙がしてあります。どんなに仕事で遅くなり、疲れていても、食堂に自分一人しかいなくても、寮生は必ず「いただきます」と「ごちそうさま」を言います。

社内では、

「最近、食事の前に『いただきます』を言っていないことに気づきました。料理を作ってくれている妻に感謝して、今日から必ず言おうと改めて思いました」

「『いただきます』は、他者の命をいただき、自分の命をつないでいることに感謝する心を表していると親から教わりました。そして、畜産業や漁業に従事する人々にも感謝しながら、大切に食物を食べなければならないと再確認しました」

「一人暮らしをしていますが、毎回『いただきます』と『ごちそうさま』は言っています。口に出して感謝の意を表すと、料理もおいしく感じられます。これからもこの習慣を続けていきます」

という意見が出ました。

人が生きていくためには、農作物や動物の命をいただかなければなりません。日々、そのあたりまえのことに気づかないまま、生活しています。なぜ自分たちが生きていけるのかを考えれば、食べ物を粗末にできないはずです。そして、食べ終わった後は、形だけでなく感謝の思いを口にすることが重要です。        

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。