
おはようございます。
進行性筋ジストロフィーという難病を抱えながら介護改革に挑み、車椅子社長として知られた春山満さんを支えていたのが「壺中有天」という言葉です。閉ざされた壺の中にいても、必ず世界につながっているという意味です。春山さんは、こうも言っています。
「失くしたものを数えても意味がない。残った機能を120パーセント活性化すれば、絶対に生き残れる」
社内では、
「春山さんは、首から下が動かなくても、車椅子で全国を行脚し、介護改革を訴え続けたそうです。自らのハンデを乗り越え、社会に大きな貢献をしたその姿勢は見習いたいと思いました」
「自分がベストを尽くしているかをあらためて考えさせられました。春山さんのように、できないことではなく、できることを見つけ、その力を伸ばしていきたいです」
「春山さんの強い意志を支えたのは、周囲の人たちの協力もあったと思います。私も、厳しい状況に立つ人の支えになれるよう努力したいです」
という意見が出ました。
春山さんは、60歳で亡くなるまで、その生き方を通し、多くの人に感銘を与えました。たとえ何かを失ったとしても、人は前を向いて生きていける。春山さんの生き様は、人間が持つ無限の可能性を教えてくれたのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」