本日の朝礼は「自分との約束」です。

2016年11月24日(木)

おはようございます。

印刷会社に勤めるCさんは、営業担当です。ときどき、勤務時間中に公園の脇に駐車して仮眠を取ったり、私用を片付けたりしていました。営業成績は他の社員と比べて遜色ないものでした。しかし、ある日、会社に戻ったCさんを、部長が注意しました。社内にいるときの態度や、得意先に電話をする言葉遣いなどから、社外の行動もお見通しだったのです。

社内では、

「外出することが多い仕事は、管理されにくく、自由に行動しがちです。だからこそ、自らが組織の一員であることを自覚し、自分を強く律するべきだとあらためて感じました」

「別の会社で勤める知人から、Cさんとよく似た人の話を聞いたことがあります。その人は、会社の規律を守れない人ということで、仕事ができない人と評価されているそうです。真摯な態度で仕事に臨んでいないことは、人に伝わります」

「日頃から厳しく自分を律している人は、信用されます。一方、基本的な姿勢がぶれている人は、信用されません。表面上、うまくいっているように見えても、生活全般に影響が出てきます。自分との約束だと思って、誠実に努力します」

という意見が出ました。

「人が見ていなくても、神様が見ている」と親や先生から教わったことがあります。人に見られていないからといっていい加減な行動をしていると、思いがけず、失敗することがあります。「報告・連絡・相談」など、営業として基本的なことをおろそかにせず、甘えの気持ちを捨てて、一生懸命仕事に勤しみましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。