
おはようございます。
文部科学省が実施した「義務教育に関する意識調査」。そのなかの「学校教育に何を求めているか」という項目で、小中学校の生徒の回答は、1位が「良いことと悪いことを区別する力をつけてほしい」。2位は「周りの人と仲良く付き合う力をつけてほしい」でした。
社内では、
「周りの人と仲良く付き合う力は、学校での集団生活で身に付きますが、善悪の判断は、家庭教育で身に付けるものだと感じます。しかし、さまざまな家庭環境があるため、学校に頼らなければならない時代を反映した回答なのだと思いました。学校だけに頼るのではなく、家庭や地域でもより道徳意識を高めなければいけないと思います」
「親の教育が厳しく、子どものころは善悪の判断など、きちんとしていたのですが、大人になり、多くの人と接するにつれて、判断基準があいまいになり、良いことをしていても自分のほうが間違っているのではと感じることが増えました。大人として、子どもたちの手本になれるような正しい生き方をしなければいけない、とあらためて感じました」
「子どもには野球を習わせています。礼儀や仲間を大切にする心などを学べる場だと思います。家庭や学校だけでなく、地域でも子どもに道徳を教える場を増やしていけるようにしたいです」
という意見が出ました。
平成30年度から小中学校の「道徳」は「特別の教科 道徳」に改正されます。その背景には、長年にわたる家庭や地域の教育力の低下があります。学校は、家庭や地域と密に協力しながら、子どもたちの切なる要望をかなえていかなければいけません。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」