本日の朝礼は「本当は怖い小さなミス」です。

2016年7月4日(月)

おはようございます。

Fさんは、商品を発注する際、思い込みから誤った品番を発注してしまいました。A課長は、Fさんに言いました。

「こんな大失敗は、君自身が大変なことをしたとわかるのだから、何も言う必要はない。それより、日々の小さなミスは、気づかないことが多いので、口うるさく言うようにしているのだ。もし、日頃から注意していることを実行していれば、こんなことは起こらなかったはずだよ」

社内では、

「仕事を始めたころは、すべての作業に細心の注意を払っていましたが、慣れてくるにつれて、つい油断してしまうことも増えてきました。あらためて、仕事には緊張感を持って取り組もうと思います」

「小さなミスの積み重ねが、やがては大きなミスにつながります。小さなミスを未然に防ぐことが大切だと再認識しました」

「一人一人が意識を高めることはもちろん大切ですが、ミスが起こらないようなルール作りも必要です。再度、職場のルールを見直したいと思います」

という意見が出ました。

普段から問題意識や緊張感を持ち続けることで、大きな失敗を防ぐことができます。小さな問題の積み重ねが、大きな問題を引き起こすことを肝に銘じて、仕事に取り組みましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。