本日の朝礼は「与えてこそ」です。

2016年5月2日(月)

おはようございます。

NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公あさは、炭鉱経営という新しい事業に着手し、経営を軌道に乗せました。そこで得た商売の秘訣を、惜しむことなく他の商人たちにアドバイスしたのです。知識や知恵を周りに分け与えていくうちに、多くの商人の支持を得るようになり、女性実業家として大きな成功を収めたのです。
 
社内では、

「誰かにアドバイスを与えることで、知識にいっそう磨きがかかることが多いです。相手のためだけでなく、自分のためにも、知識や知恵を分け与えていこうと思います」

「自分が得た知識はできるだけ職場で共有する努力をしています。それにより、全員のレベルが上がり、より良い成果を上げることができるのです」

「独自のアイデアやノウハウなどは、外に出すのがためらわれるものですが、広めることで、業界全体の利益になることもあります。自社の利益だけを考えず、知識や知恵を分け与えることが大切だと思いました」

という意見が出ました。

苦労して得たものは、誰しも自分の宝としたいものです。しかし、しまい込んだままではその輝きは失われかねません。知識や知恵を求めている人に分け与え、助言することで、人の力になれるうえ、大きな信頼も得られるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。