おはようございます。
ビジネスマンの必需品の1つに、名刺があります。名刺は、自分の情報を正確に、わかりやすく伝えることが、最大の目的です。
しかし、自分をアピールするために、個性的な名刺を作る人がいます。そのなかには、使い勝手の悪いものがあります。たとえば、サイズの大きな名刺は、名刺入れに収まらなかったり、英語表記だけの名刺は、馴染みのない地名の場合、わざわざ漢字を調べなければならなかったりします。
たかが名刺の話ですが、どのようなことでも、相手の立場になって考えることが重要です。
社内では、
「名刺は、渡す側にとっては、最も簡潔なプレゼンテーションツールであり、もらう側にとっては、得意先の情報の凝縮したものだと思います。自己満足になっては意味がありません。そのため、常にもらう立場のことを考えて作っています」
「工夫を凝らしている名刺をもらうことがありますが、紅白模様の名刺を持つ人は、冠婚葬祭の場で出しにくいのではないでしょうか。いつでもどこでも使えるようなシンプルな名刺を作るように心掛けています」
「会社の戦略として、デザインに趣向を凝らすのも一概に悪いとはいえないと思いますが、やはり文字が小さすぎて読めなかったり、難しい名前は日本語も併記したりするなど、もらう人への配慮が大切です。相手への思いやりは、名刺1つでも伝わるため、日頃から小さなことにも気を配っていきたいと思います」
という意見が出ました。
名刺は、もらった人が見やすいものが理想的です。見やすい名刺は「文字が読みやすい」「ほどよい余白がある」「伝えたいことが一目でわかる」ものです。自分をアピールするために工夫を凝らすことも大切ですが、もらった人に不便をかけては意味がないため、もらう立場になって作りましょう。名刺に限らず、相手の立場に立って考えることは、あらゆることに言えることです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」