おはようございます。
TSUTAYAを全国展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブCEOの増田宗昭さんは、「人がどきどき、わくわくするものを作る」ことをモットーとしてきました。常に「人の喜ぶことはないか」とアンテナを張り、さまざまな企画を生み出して、会社を成長させてきたのです。
しかし、一方で「そうした企画は、特別な能力のある人がするもの」と割り切っている社員が多いことにも気づいたそうです。
「疑問をもって仕事に接していれば、いくらでも考えを広げることはできるのです」と増田さんは主張しています。
社内では、
「企画というと堅苦しいイメージがあります。しかし、日常業務のなかで『こうしたほうが便利』など小さなことに気づくことが、新しいアイデアを生み出す素になると思います。日頃から雑誌や新聞などを読んで、仕事につながるアイデアはないかと探すようにしています」
「管理職ですが、会社の成長につながるアイデアをどんどん提案できる気風の会社を羨ましく思います。アイデアを出し、それを形にすることを応援してくれるような経営者や上司がいる会社や部署は大きくなると考えているため、部下や後輩のアイデアを精査して、積極的に取り入れていこうと思います」
「アイデアは、日頃感じる疑問から生まれると思います。企画部で考えるより、部外者が思いがけないアイデアを提案してくれるような場合もあるため、できるだけ広くアンテナを張っていないといけないと思います。柔らかい頭で、思いがけないアイデアを提案していくよう日々努力します」
という意見が出ました。
企画力は、限られた人に備わった能力ではありません。日頃接しているもの、行っていることを、どれだけ意識して捉えられるか、その先にある力です。些細なことでも、どうしたらよくなるかを考え、その考えを広げていきましょう。そうすれば、きっと斬新な企画を生み出すことができるはずです
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」