本日の朝礼は「1秒早く動く人」です。

2016年1月14日(木)

おはようございます。

仕事に遅れが生じる理由の1つに、やるべきことを先送りにしてしまうことがあります。

『1秒速く動く人になる習慣』の著者・清水克彦さんは、著書のなかで、先送りを減らす3つの方法を紹介しています。

1 嫌な仕事ほど早めに片付ける
2 今やらなくてもいい仕事を早めに片付ける
3 「いつまでにやります」と宣言する

仕事を先送りすると、いつまでも気になって、他の仕事にも悪影響を及ぼします。

社内では、

「私は、嫌な仕事を後回しにしてしまうことが多いです。しかし、後回しにするといつまでもその仕事のことが気になって、他の仕事にも集中できません。そのため、今年は年初から、嫌な仕事を早く済ませるように努力しています。そうすると、気分もすっきりとして、他の仕事にも集中できるようになりました」

「私は、いつも、今やらなくていい仕事を早めに片付けています。通常の段取りが崩れる、突発的な仕事が入る可能性が高いため、常に余裕の時間を作っておきたいからです。早めにいくつかの仕事を済ませておくと、突発的な仕事が入ってきても対応できます。そうすると心にも余裕が生まれ、他の人の仕事も手伝うことができるようになります」

「期限を設定して宣言するのは大切なことですが、困るのは企画の詳細が決まらず、後ろにずれてくるときです。仕事は自分一人だけではできないため、期限を決める場合でも、さまざまな状況を考慮する必要があります。その場合は、どうすれば早く終われるかも考えるようにしています」

という意見が出ました。

仕事は、納期が決まっているものがほとんどです。楽しい仕事であれ、嫌な仕事であれ、期限までには終わらせなければなりません。特に嫌な仕事はずるずると先延ばししてしまいがちです。嫌な仕事ほど、後回しにするのではなく、早く片付けるように心掛けましょう。そうすると、時間と心に余裕ができ、突発的な仕事が入ってもスムーズに対応できます。何より、早く仕事に取りかかる人は、いつも納期より早く仕事を片付けられる人として、信頼されるはずです。先送りしない働き方は、有言実行型の仕事につながるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

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毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。