本日の朝礼は「愛される社会人」です。

2015年10月21日(水)

おはようございます。

ある企業から内定をもらったMさんは、就活中に受講した社会人養成セミナーで「愛される社会人の3要素」を習いました。それは次の3つです。

1 思い上がった態度を取らず、人を見下さない
2 失敗したら、反省をする
3 人の恩を忘れない

1つ目は、謙虚な心を忘れないこと。2つ目は、反省から学び成長すること。3つ目は、お客さまや上司や同僚、家族など周囲に、感謝することを教えています。就活中に、これらを知ることができたMさんは、幸運だった感謝しました。

社内では、

「この3要素は社会人としてだけでなく、人としても大事なものです。新入社員だけでなく、多くの人が心に留めておくべきだと思いました。この3つができている人は、きっと多くの人から愛され、尊敬されるはずです。これからは、仕事だけでなく、家庭や人間関係においても、この3要素を忘れずにいたいと思います」

「若いうちは、どうしても傲慢になったり、人の恩を当たり前に受け取ったりすることが多いです。新入社員は、そういった自分を戒め、自らを成長させていかなければなりません。この3要素を守るようにすれば、社会人としても、人間的にも素晴らしい成長を遂げることができるはずです」

「この3つはどれも大切ですが、私は3つ目の『人の恩を忘れない』ことを、特に心掛けるようにしています。今、自分がこうして働くことができているのは、たくさんの人が支えてくれているからです。そのことをいつも忘れず、恩に報いる努力を続けています」

という意見が出ました。

誰しも働き始めたばかりのころは、上司や先輩の助言を素直に聞き、懸命に仕事に励みますが、仕事に慣れてきたり後輩が入ってきたりすることで、横柄な態度をとることもあります。また、自分の犯したミスを指摘されると反発し、反省をしない人がいますが、そのような人は何度も同じミスを繰り返します。

さらに、お世話になった人に感謝せず、厚意を当たり前のように受けとめる人もいます。そのような人は周囲に信用されず、よい人間関係を築くことができないうえに、成長することもできません。これは新入社員だけでなく、全ての人にいえることです。

誰からも愛され、信用される社会人となるために、今日からこの3要素を守っていきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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