本日の朝礼は「アクティブ・ラーニング」です。

2015年7月23日(木)

おはようございます。

今、アクティブ・ラーニングを取り入れる学校が増えています。アクティブ・ラーニングとは、さまざまな活動を介して「深くわかるようになること」や「うまくできるようになること」を目指す学習方法です。たとえば、授業で実際にやってみて考えたり、意見を出し合って考えたり、情報をまとめ直したり、応用を解いたりします。20年後には、今までの詰め込み式や暗記式の授業では、対応できない時代が訪れるといわれています。

あなたは、日頃の勉強や仕事で、試行錯誤を重ね、起きている現象や仕組みに関心を持ち、自ら考えて説明するような力を養っていますか。

社内では、

「学校の英語の授業が好きではありませんでした。教科書を読むだけで、実際の外国人の発音に接する機会がほとんどなかったからです。自主的に英語を学ぶために、アメリカ映画を見たり、外国人の友人を作って交流をしたりして、語学力を磨きました。今の学校のアクティブ・ラーニングで、そのような具体的な授業をしているのならば、うらやましいです」

「将来、若者の多くは、今はない職業に就くようになるようです。詰め込み式や暗記式の授業では、この新しい仕事をこなしていけない気がします。私の子どもも学校で、実際に物に触れたり、グループディスカッションをしたりする授業が増えていると言っていました」

「仕事では、物事を深くとらえることが必要です。言い換えると、本質を見抜くということです。その力は、学校教育で学んできたことに加えて、実際の経験から身に付いたものだと思います。失敗や苦労を重ね、改善策を整理して失敗しなくなると新たな課題が現れても対処できるようになるのです。そのようにして、最短で仕事をやり遂げる能力を養うことができるようになるのです」

という意見が出ました。

日々、試行錯誤を重ね、自ら考えて説明する力を養うことは、若者だけに限ったことではありません。その心がけは、大人にも必要です。人生はいつまでも学ぶことができます。アクティブな姿勢で、学ぶ心を忘れないようにしましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

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毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。