本日の朝礼は「アイデアのスタート地点」です。

2015年3月31日(火)

おはようございます。

あなたは、今、新しいアイデアをいくつ持っていますか。

「いくらでもある」という人は大丈夫ですが、「ひとつもない」という人には、お勧めの方法があります。それは「問題意識を持つ」ことです。

問題意識を持つと、物の見方が変わります。自分の問題として考えてみるのです。それが、アイデアのスタート地点に立つということです。スタート地点に立てば、後はゴールを目指し、ゴールを探しながら進むだけです。

社内では、

「いつも新しいアイデアを思いつくように、常に問題意識を持っています。そのため心に響くものは、どのようなものでも手帳に控えるようにしています。そうすることで、ネーミングやコンセプト作りのときに役立つことが多々あります」

「他人事ではなく、常に自分の問題であるという意識で仕事をしています。そのためお客さまから依頼をいただいたときには、まず自分がお客さまであればどのような提案が欲しいかを考えます。問題を自分のものにすることで、マニュアルではない、新しい問題解決策が生まれます」

「ホンダが 26 歳の技術者を抜擢し、19 年ぶりに軽のオープンカーを発売するという新聞記事を読みました。彼は、若者の自動車離れをどうにかしたいという問題意識を持ち、『車って楽しい』というメッセージが込められた『肩の力を抜いて走れる車』の開発を進めたといいます。問題意識がアイデアを生み出したよい例ですので、私も負けずに頑張りたいと思います」

という意見が出ました。

問題意識を持つことで、アイデアのスタート地点に立つことはできますが、それはゴールではありません。ゴールにたどり着くには、人に話を聞いたり、本を読んだり、勉強会に
参加したりして、解決策を探さなければいけないのです。それらは大変なことですが、それが新しいアイデアを生み出すことにつながります。まずは問題意識を持って仕事に取り組んでいきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。