本日の朝礼は「一声の効果」です。

2014年10月29日(水)

おはようございます。

野球には「お見合い」という言葉があります。守備の選手同士がボールを譲り合い、キャッチすることができないというミスです。ミスの原因はお互いのコミュニケーション不足にあります。「自分が捕る」もしくは「捕ってくれ」と声を掛けていれば、このようなミスは起こりません。

これらと同じようなミスは、どんな仕事にも起こりえます。部下に曖昧な指示をしていれば、間違った資料を作るかもしれません。電話が鳴ったときに「誰かが出るだろう」と思っていたら、お客さまを待たせてしまうかもしれません。仕事において大切なことは互いにしっかりとコミュニケーションを取ることです。

社内では、

「ビジネスは確認の連続です。状況は常に変化しますので、その度に互いに声を掛け合うことが大切です。ミスが起こる原因は、確認不足によるところが大きいと思いますので、仲間としっかりコミュニケーションを取っていくように心がけます」

「明確な指示をするには、声を掛けるだけでは足りないことがあります。指示を紙に書き出し、それを基に説明を付け加えることで、正確に伝えることができます。口頭での指示だけで終わらせず、紙面を用いて指示を出すことで、ミスを減らすことができると思います」

「問題が起こらないようにしっかりと準備をすることが大切です。物事の進む道筋を考え、仲間と事前に確認をしておく必要があります。うまく連携を取るためには、積極的なコミュニケーションが欠かせません」

という意見が出ました。

コミュニケーションを取ることで、仕事のミスを減らすことができます。一声掛けることで、お互いに状況を確認し合い、ささいなミスをなくしていきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。