おはようございます。
昨年の10月に交通事故で亡くなったイタリアの俳優、ジュリアーノ・ジェンマさんは、このような言葉を残しています。
「ローマの貧しい家で育ち、子どものころから働いて母を助けた。学校には行けなかった。だから、僕は日々学びたいんだ。彫刻もそうだけど、少しずつ学び、上手になりたいと思っている」
彼のような謙虚な姿勢が、学ぶ姿勢といえるのではないでしょうか。少しずつであったとしても、日々学ぶことができれば、きっとさらなる上に手が届くようになるはずです。
社内では、
「大正、昭和の時代に活躍した歌舞伎役者に六代目 尾上菊五郎がいます。彼の辞世の句は『まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで』というものです。歌舞伎会の大御所であったにも関わらず、『まだ足りぬ』という心意気は本当に素晴らしいものです。私自身も60歳を超えていますが、『まだ足りぬ』の心で、精進していきたいと思います」
「学ぶ姿勢として気をつけていることは『下問を恥じず』ということです。自分より若い人や、地位の低い人であっても、わからないことは素直に尋ね、教えを乞うという意味です。自分よりも優れた人は世の中にはいくらでもいます。そのことを忘れず、慢心することなく、自らを高めていきたいと思います」
「日々の仕事だけでは、どうしても『慣れ』が出てしまい、積極的に学ぶことが少なくなってしまいます。だからこそ、新しい仕事を提案したり、新しい技術を練習したりする必要があると思います。謙虚な気持ちを忘れず、日々学んでいきたいと思います」
という意見が出ました。
パナソニックを一代で築き上げた松下幸之助は、学ぶことに関して、このような言葉を残しています。
「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である」
どのような環境であっても、どのようなものであっても、自らが「学ぼう」という心があれば、人はたくさんのことを学び、成長できるということです。
学ぶ心と姿勢を忘れることなく、日々成長していきましょう!
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」