本日の朝礼は「一歩一歩」です。

2014年6月20日(金)

おはようございます。

決して諦めずにやり遂げる人を出会うと、自分には無理だなぁ、あの人には叶わないよ、などと、自分に限界をつくっていませんか?

学生のころ、長距離走が苦手だったOさんには、当時に先生に言われて守っていることがあります。

「途中で足を止めてはいけない。そこまで走ってきた、君の一歩一歩の頑張りが無駄になる」

みなさんなら、どのように受けとめますか?

社内では、

「正直なところ、誰に言われるかで印象はかなり変わると思います。日頃からうまくコミュニケーションととれている関係であれば、心に響くかもしれませんが、そうでなければ、もちろん伝わらないでしょう。声をかける人は、揺るぎない精神とモラルの意識の高さが求められるのでは?と思います」

「この言葉を聞くと、努力の積み重ねの大切さを真摯に伝えようとする様子にもとれますが、一方で、どこかスパルタな指導にも感じます。生ぬるい環境で人はそれなりにしか育たないと思うので、厳しい言葉をかけてくださる方に心から感謝していますが、そこには、信頼関係がなければならないと思います」

「もちろん、この方のように他人からの言葉で気づきを得る人は多いかと思いますが、自らの失敗で学んだ人も多いと思います。どちらが多くてどちらが少ないということではなく、その気づきを得るために、自分の心を高めて、自分を育てる情報のアンテナを貼ることが大切だと思います」

という意見が出ました。

今は物事がスピーディーに進むため、直ぐに結果が出ないことにストレスを感じてしまう人がいます。事柄によっては、確かに速さが求められることもありますが、理想とする自分を形成するための努力は、直ぐに結果を求めず、また、諦めずに追い求めていきたいものです。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

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