本日の朝礼は「まずは一呼吸」です。

2014年5月28日(水)

おはようございます。

相手が間違っていることや、腹が立つようなことを言うと
どうしてもすぐに反論したくなるのではないでしょうか。そのような場合には、感情的に言い返すのではなく、まずは一呼吸置いてみましょう。そうすれば、自分の中の気持ちを落ち着かせることができます。このテクニックはメールを送信するときにも使えます。すぐに送信ボタンを押す前に、一呼吸置いて文章を読み返すだけで、ミスをなくすことができます。ほんの少しの間ですが、それが心を落ち着かせ、大きなトラブルを防ぎます。

社内では、

「一呼吸置くことは常に私も実践をしています。以前に勤めていた会社で、よく人に伝えていたことが書かれており、びっくりしました。仕事に余裕がなく、立て込んでいるときこそ、一呼吸の間を置きます。不思議なことに、それだけでささいなミスは防げます。また、そのときに大きく深呼吸をすることもお勧めです。気持ちが入れ替わるのがわかります」

「一呼吸置かなければいけないと、あらためて反省しました。私自身はすぐに言い返してしまうことが多いので、今後は気をつけたいと思います。メールに関しては、一呼吸置くために、メールの送信取消の設定をしています。すぐに送るのではなく、少しの間ならキャンセルをできるシステムを導入することで、添付忘れや誤字脱字、宛先間違いなどのミスを防いでいます」

「本当に少しの間ですが、一呼吸置くことでさまざまなトラブルも防ぐことができます。ついカッとなったときも、一呼吸置けば冷静に対処することができます。感情を込めて理性的に話すことは大切ですが、感情だけで話すのは問題を大きくするだけです。感情が理性を覆いそうになったときこそ、一呼吸の出番です」

という意見が出ました。

人間であれば誰しも、忙しくて頭の中を整理できなくなったり、つい相手に対して感情的になったりすることもあると思います。しかし、そんなときこそ一呼吸です。それだけで、あなたが持っている落ち着きと理性を取り戻すことができます。何かをする前に、一呼吸を置く習慣を身に付けていきましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

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「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。