本日の朝礼は「被災地からのメッセージ」です。

2014年4月11日(金)

おはようございます。

宮城県仙台市の河北新報社が昨年10月に、宮城知事選に関する世論調査を行いました。その結果、東日本大震災からの復興が「全く進んでいない」「あまり進んでいない」という回答が合わせて56.2%、「かなり進んでいる」「ある程度進んでいる」という回答は合わせて41.8%でした。あなたはこの数字をどのように感じますか。まだ半数以上の人にとって、復興は進んでいない実態を表しています。支援はまだまだ必要です。

社内では、

「東日本大震災が発生したころから『大変なことが起こったが、3年後、5年後に世間は関心を失うのではないか』という危惧を持っていました。今、3年がたちましたが、その危惧は私も含め、現実のものになりつつあります。しかし、それは決して忘れたり、関心を失ったりしてはいけない問題です。毎月11日の記事でそのことを実感しています」

「人によって感じ方は異なると思うのですが、それでも過半数の人がまだ復興が進んでいないと感じていることは問題です。また最近は復興資金の不正使用がニュースでも取り上げられるようになりました。どうしてそのようなことができるのかは、本当に理解できません。少しでも世の中に誠実な人が増えていくよう、まずは自分の心をしっかりと鍛え、思いやりの気持ちを常に持ちたいと思います。」

「数字では人の気持ちはわかりません。しかし41.8%の人が『復興が進んでいる』と回答したことには驚きました。ニュースでは、これができていない、あれができていない、一体行政は何をしているんだ、というマイナスのことばかりが流れすぎているのではないかと感じる部分が少しあります。もちろん、できていないこともたくさんあると思います。しかし、できた部分にも目を向けることも大切なことだと感じています」

という意見が出ました。

復興の感じ方は人それぞれですが、まだまだ支援を必要としている人がいるのは事実です。誰かが全ての人を助けることはできませんが、全ての人が、誰かを助けることはできるはずです。あなたの支援を待っている人は、必ずいます。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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