本日の朝礼は「耳が二つで口が一つ」です。

2014年4月9日(水)

おはようございます。

人間は 耳が二つで口一つ
多くを聞いて 多くを語らず

これは自分のことばかり話すのではなく、相手の伝えたいことに耳を傾ければ、多くのことが得られるという意味です。特に人の話は自然と耳に入る意味の「聞く」ではなく、身を入れて熱心に「聴く」ことが必要です。そうすることで、より相手の伝えたいことを理解することができます。話す以上に聴くことで、あなたは多くのことを得られます。

社内では、

「営業として『聴く』ことはとても重視しています。こちらの思いを伝えたい、商品の魅力をわかってほしい、という気持ちが強いと、ついつい話をし過ぎてしまいます。でも、それがお客さんの望んでいる情報でなければ、きっとその思いは伝わりません。そうではなく、お客さんにたくさん話をしてもらい、その中で自社ができることを提案したほうが、よりお客さんに魅力が伝わると思っています」

「聴くことはマーケティングの基本だと思います。市場の声を集め、そこで手に入った情報を元に、明確なターゲットを想像します。どんな服を着て、どんなところ行き、どんなものを買うのか。そこまでのディテールを設定して初めて、新しい商品の、新しいお客さんが見えてくると思います。新しい商品を作ることは、全ては聴くことから始まると思います。」

「私にとっては『耳が二つで口一つ』は、いろいろな話を聞いて、それをまとめて1つにするという意味のようにも感じられました。仕事をしていると、お客さまからたくさんの要望があり、それは別々のものであったり、言葉は違えども、実は同じものであったりします。そこで、お客さまからの要望をまとめて1つにすることが、私に求められている仕事だと思っています」

という意見が出ました。

相手の話を聴くときに、もう1つ気をつけたいことがあります。それは相手を思いやることです。相手の話を真剣に聴くことは、相手のことを考え、その思いを受け入れるということでもあります。あなたが相手を受け入れる心を持てば、それだけであなたは話以上のことを学べるはずです。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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