おはようございます。
人はどこまで進化するのでしょうか。数十、数百万年後には、グレイと呼ばれる宇宙人のような姿になっているかもしれません。また心が進化すればどうでしょうか。たとえば「思いやり」の心が進化し、ほかの人の痛みを自分の痛みとして実感できるようになるかもしれません。あなたの心は進化していますか?
社内では、
「思いやりを進化させるためには、『気づき』と『行動』が必要だと思います。まず人の痛みに気づかなければ、知らず知らずのうちに、人を傷つけることもあります。また、たとえ人の痛みに気づいても、何も行動を起こさなければ、誰も救えません。『気づき』と『行動』を進化させられるように、日々を過ごしたいと思います」
「先日、犬が引っ越しの手伝いをしている動画を見ました。口で荷物をくわえて運んでいたのです。そこで、動物にも『思いやりの心』がある、ということに気づきました。人間が進化したのは、その『心』をじっくりと考えることができることだと思います。『思いやりの心』自体は本能であり、それをどのように活用し、拡大していくのかが、人に課せられたことではないでしょうか」
「思いやりとは少し違いますが、『進化』と『退化』は見方を変えれば、どちらとも捉えられると思います。たとえば日本語です。『イノベーション』『コンプライアンス』などの外来語が日本語として定着するかたわら、『おくゆかしい』『かしずく』というような日本語がほとんど使われなくなっています。確かに時代の流れとともに言葉は変わり、形を変えていくものですが、ここ最近の外来語の氾濫は、少し異常なスピードではないでしょうか。これは『進化』でしょうか、『退化』でしょうか」
という意見が出ました。
テーマパーク「キッザニア東京」などを運営する、キッズシティージャパン社長の住谷栄之資さんは「進化する科学技術、退化する人間力」という言葉を、心にとどめているそうです。
「進化した技術に囲まれ、暮らしは便利になったけれども、代わりに自分で考え行動する、という力は弱まっているのではないか」ということを常に意識されているそうです。
考え、行動する力、「考動力」を高めて、『思いやりの心』を進化させていきましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」