
小説家、三浦綾子さんの作品『続・氷点』の文章を紹介します。
「一生を終えてのち残るのは、われわれが集めたものではなく、われわれが与えたものである」。この言葉が、生き方を見直す名言だとして、SNSなどインターネットで話題になっているそうです。
集めたものなどは、その人の死とともに消えてしまいますが、与えたものは与えられた人の心に残ります。与える行為には思いが込められるのです。
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社内では、
「与えてくれた人に、与えたという意識はないと思います。学校の先生に言われた言葉は、今になって身に沁みます。私も何かを与えていきたいと思います」
「自分が作った作品が後世に残るのは、誇りに思います。これも世の中に与えたものだと思うので、仕事にやりがいが持てます」
「氷点の主人公の陽子は、最終的に自分の一生をその男性に与えることになるのですが、それでも幸せだと思える希望のある終わり方が良かったと思います」
という意見が出ました。
愛情や友情、教えられたことなどは、いつまでも覚えているものです。与えてもらったことに感謝し、その思いを受け継いでいきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀