本日の朝礼テーマは「ジンリキ」です

2018年6月11日(月)

「ジンリキ」は車いす用けん引バーです。取り付けることで、人力車のように前から引くことができるため、起伏のある地面や坂道でもスムーズに移動できるものです。

開発者の中村正善さんは、東日本大震災の際、多くの車いす利用者が津波から逃げられなかった事実を知り、商品化を思いついたそうです。

誰にでも、自分にしかできない使命があります。天から与えられた重大な務めに気づいたら、実行に移す勇気を持ちましょう。

社内では、
「自分にしかできないことやできてあたりまえだと思っていることを、人のために使うことが重要です。その気持ちで始めたことは、必ず成功すると思います」

「働くことは『傍を楽にすること』とよく言われます。何事も人を良くするという考え方で実行しないと良い結果は生まれないと思います。報酬は後からついてくるものです」

「先日、企業支援セミナーに参加したとき、講師の先生が、『自分の才能を他人のために使うことで人は成長します。人は必ず見ています』と言っていました。ジンリキ開発者の中村さんの努力も実ったのだと思い、少しでも見習いたいと感じました」
という意見が出ました。

 中村さんは幼少時代、重度の障害を持つ弟の車いすを毎日押しながら、もっと軽く移動できる車いすはないかと考えていたそうです。それが東日本大震災の悲劇から起業を後押ししたのです。人のためにという気持ちは大きな原動力になるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。