
Jリーグ初代チェアマンであり、日本サッカー協会会長を歴任した川淵三郎さんの忘れられない思い出話です。
日本チームが予選で優勝候補のアルゼンチンに奇跡的な勝利をおさめたとき、
当時のコーチ、デッドマール・クラマーさんは、負けたアルゼンチンのロッカーへ。
その後、日本が準々決勝でチェコに負けたとき、クラマーさんは、「今日訪ねてくる人は少ないかもしれないが、今日来てくれる人こそ本当の友だちだ」と言いました。
社内では、
「本当の友だちは不遇な状況になったときにわかるものです。苦境のときに助けてくれた人を大切にしたいです」
「不遇なときに離れていった人のことを思うとき、自分はその人にどのように接してきたか考えます。離れていかれても仕方のない付き合いだったか、今一度反省し、他の人には手を差し伸べるようにしたいと思います」
「川淵さんもJリーグ発足時は人が集まってきましたが、日本代表が低迷したときは人が離れていった経験があると言っていました。クラマーさんの言葉は実際に役立ったそうです」
という意見が出ました。
好調なとき、多くの人に囲まれていても、苦境に陥ったときに人が離れていくことがあります。このようなときに声を掛けてくれる人が本当の友だちです。大切な人が不遇のときこそ、手を差し伸べましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」