本日の朝礼テーマは「優先すべきは」です

2018年4月20日(金)

「遅かるべくして、速なれば、即ち大過なし、速なるべくして、遅き時は、即ち大過あり」
 豊臣秀吉に仕えた大名である蜂須賀家政の言葉です。

 早くできるはずの仕事が遅くなれば、機会を逸して、大きな過ちにつながることがある、という意味です。
 仕事においては、質だけでなく、仕上げるスピードも重要です。

 完成まで時間が掛かる仕事は、後回しにしがちです。
 時間が掛かる仕事こそ、優先して進めておくことが大切です。

社内では、
「マニュアル作成や新しいアイデアをまとめた企画書などは重要であるにもかかわらず、目先の忙しさを理由に取り掛かるのが遅れてしまいます。必要になる前に事前に取り掛かるようにします」

「いざというときに素早く動くために、事前準備と手段をよく考えておく必要があります。やみくもにスピードを求めても意味がありません。スピードと質の確保がよい会社の基本条件だと」

「業務を進めるには計画性が大切です。何とかなると思いがちですので、計画を立てることを意識づけて、スピーディに取り組みたいと思います」
という意見が出ました。

必要になってから慌てたり、完成が遅れてチャンスを逃したりしては、それこそ大きな過失につながります。スピードと品質を考慮して、計画を立てて進めましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。