
「遅かるべくして、速なれば、即ち大過なし、速なるべくして、遅き時は、即ち大過あり」
豊臣秀吉に仕えた大名である蜂須賀家政の言葉です。
早くできるはずの仕事が遅くなれば、機会を逸して、大きな過ちにつながることがある、という意味です。
仕事においては、質だけでなく、仕上げるスピードも重要です。
完成まで時間が掛かる仕事は、後回しにしがちです。
時間が掛かる仕事こそ、優先して進めておくことが大切です。
社内では、
「マニュアル作成や新しいアイデアをまとめた企画書などは重要であるにもかかわらず、目先の忙しさを理由に取り掛かるのが遅れてしまいます。必要になる前に事前に取り掛かるようにします」
「いざというときに素早く動くために、事前準備と手段をよく考えておく必要があります。やみくもにスピードを求めても意味がありません。スピードと質の確保がよい会社の基本条件だと」
「業務を進めるには計画性が大切です。何とかなると思いがちですので、計画を立てることを意識づけて、スピーディに取り組みたいと思います」
という意見が出ました。
必要になってから慌てたり、完成が遅れてチャンスを逃したりしては、それこそ大きな過失につながります。スピードと品質を考慮して、計画を立てて進めましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」