
江戸幕府で大老を務めた土井利勝は、
拾った一尺の唐糸を部下の大野仁兵衛に預けました。
家臣たちは「大老が糸くずを拾うとは」と笑いましたが、
3年後、利勝は仁兵衛に「刀の下緒に使うから例の唐糸を出すように」と頼みます。
大事に保管していた仁兵衛を褒め、
「たとえ短い唐糸でも作られた過程を思うと、粗末にはできない」と言いました。
社内では、
「節分の巻き寿司の廃棄をはじめ、食品ロスが問題になっています。残った食品を捨てないために、特に食べ物は工夫して食べるようにしています」
「どのような小さな商品であっても、多くの人の手がかかっています。そのことを忘れず、感謝の気持ちをもって、大切に使いたいと思います」
「昔は24時間のコンビニエンスストアや100円均一ショップなどがなかったので、すぐに物が買えませんでした。そのため、物を大切にしてました。今はすぐに安価な商品が買え、物を大切にしない人もいるので、物を大切に使う心を伝えていきたいです」
という意見が出ました。
小さなものであっても、私たちの手元に届くまでには、多くの人の手間と工夫が加えられています。関わった人たちに感謝の心を忘れず、物を大事に扱いましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀