
女流棋士として活躍する香川愛生さんは、将棋の魅力は、
「『待った』ができないルール」にあると語っています。
負けず嫌いだった香川さんは、テレビゲームで失敗するたびに、
リセットボタンを押して最初からやり直すような子どもだったといいます。
一方、真剣勝負の将棋は、たとえ不本意な失敗をしても、一度指した手を戻すことはできません。
「失敗をなしにせず、正面から向き合ったことで、教訓や財産に変えることができた」と香川さんは振り返っています。
社内では、
「仕事でも現状の自分の力量を知り、力不足の箇所をしっかりと受け止めて反省しています。そして次の仕事につなげるようにしています」
「この話を読んで、水彩画の授業を思い出しました。水彩絵の具は上から重ねることしかできません。描き直せないからこそ、次はこうしようと生かしやすいです。今はパソコンで絵を描くのですぐに直せます。失敗を忘れないよう、気を付けたいと思います」
「失敗や苦難に出合ったとき、逃げずに自分とどのように向き合うかで、その後の人生は変わると思います。瞬間瞬間を大切に生きていくよう心掛けます」
という意見が出ました。
失敗した事実は消すことはできません。だからこそ、失敗にきちんと目を向け、次に生かすことが大切です。素直に自分の力不足を受け入れていくことで、前に進むことができるのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀