
兵庫県の通信販売企業、
フェリシモが販売する「500色の色えんぴつ」は、
色の名前の付け方が特徴的です。
たとえば青系の色には
「入り江のさざなみ」「薄氷のはる水たまり」など、
想像力を刺激する名前が付けられています。
色のネーミングを工夫することで、
よくある商品の魅力が何倍にもなった良い例です。
感性を大事にすることで、
見慣れたものに新たな価値を与えることができるのです。
社内では、
「色鉛筆というよくある商品に、色を想像できる名前を付けるという発想が素晴らしいと思いました。そういったひらめきを生む感性を磨いていたいです」
「商品名も素敵ですが、私は古来からある『甕覗』や『浅葱』といった繊細な表現に心を動かされました。昔の人の感性を見て、日本に生まれてよかったと感じたとともに、現代にも生かすことを考えたいと思いました」
「道を散歩していても、見るところが違うことで、新たな価値を見いだせるものです。私は街路樹の樹皮の模様などを見るのが好きです。それで壁紙や床の模様を選んだりすることがあるので、感性を大事にしようと心掛けます」
という意見が出ました。
日本では昔から、繊細かつ豊かな色の名前がありました。青系の色である「甕覗」や「浅葱」は、微妙な色の差を情緒ある名前で表現しています。今日の空の色も、ただ「青」というのではなく「真冬の透き通る青」と名付けると、より一層美しく感じられるのではないでしょうか。あなたの感性で、さまざまなものを見るようにしてみましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀