
禅宗では掃除を中心とした日常の仕事を「作務」と呼びます。
作務は坐禅や読経と並ぶ重要な仕事です。
雑念を消し去り、一心に取り組むことが求められます。
作務だけでなく、
歩くこと、食事をすること、
日常の全てが修行だとされています。
同じように、職場を「自分を磨く場」と考えてみましょう。
日常の全てが修行だと考えれば、人への接し方も変わってくるのではないでしょうか。
社内では、
「業務だけでなく、職場にあるさまざまな小さな作業をよりよく対応できる人が大きな業務も成功させることができると思います。小さなことをおざなりにしないよう努力します」
「朝の掃除は集中力を高めるスイッチです。すみずみまで丁寧に掃除をすると、一日の仕事も一心に取り組めるようになるので、これからもきちんと掃除に取り組みます」
「禅宗の僧は、厳しい修行のなかで、作務を体得していきます。私たちが身に付けるのはとても難しいですが、毎日、続けることで少しずつできるようになると思うので、何事も心を込めて行っていこうと思います」
という意見が出ました。
出社してから退社するまでの作業を思い出してみましょう。接客、書類のコピー、荷物の受け取りなどです。修行と考えれば、いつもと同じ作業のなかに、新たな気づきがあるかもしれません。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀