
「働くとは、人に必要とされ、人の役に立つことだと思います」。
日本理化学工業会長の大山康弘さんはそう語ります。
同社は全従業員の約7割が知的障害者であることで知られています。
知人の僧から「働いて役に立つことこそが人間の幸せ」ということを教わったからだそうです。
仕事で得られる幸福感は何より素晴らしいものです。その気持ちはもっと成長したいという向上心につながるのです。
社内では、
「仕事でお客さまのお役に立てたときに、やりがいを感じます。それは幸福感につながるので、これからもお客さまのお役に立てるように努力します」
「近所の喫茶店で障害のある人が働いていますが、いつも楽しそうに接客しています。働く幸せを感じていることが伝わってきて、接客される側もうれしい気持ちになります。自分も仕事ができていることの幸せをあらためて感じました」
「以前、障害者雇用を増やすパンフレット制作の企画に参加したことがあります。障害者に生きがいを見いだしてもらうために『役に立てていることを実感してもらうために褒めること』という項目がありました。そのとき障害者に限らず、新入社員にも有効であることも知りましたので、社員教育にも役立てようと思いました」
という意見が出ました。
仕事において「相手の役に立てた」「相手に喜んでもらえた」という幸福感は、何より素晴らしいものです。その気持ちは、もっと成長したいという向上心にもつながります。あらためて、誰かの役に立てる幸せに感謝しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀