本日の朝礼は「一挨一拶」です。

2017年5月29日(月)

おはようございます。

歌舞伎役者の中村獅童さんは、人間関係の基本は挨拶だといいます。なぜなら「こんにちは」や「さようなら」、「ありがとう」という言葉は、その人の「心」を表しているからだそうです。そのため、挨拶がきちんとできていれば、嫌われることはないとまで言い切っています。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、どんなに仲のよい友だちでも挨拶をしなければ、良好な関係が崩れてしまうものです。
 
社内では、

「仲のよい友人にも『久しぶり、元気だった?』や『ご両親は元気にしている?』などの声を掛けるようにしています。相手のことを思いやる気持ちは自然と伝わるので、今も良好な関係が続いています」

「子どもには毎朝、家族や学校の先生、お友だちなどに元気に挨拶するよう、厳しくしつけています。挨拶をすることでコミュニケーションが始まり、互いを信頼する気持ちが強くなると思うため、私も自分から率先して挨拶をするよう心掛けています」

「新しい土地で住み始めたので、周囲の人にどのようなタイミングで挨拶をすればよいか、迷っています。しかし、挨拶は人と人をつなぐ絆であると再確認しました。これからは、自分から進んで声を掛けるようにしようと思いました。ますます地域のつながりを深めていきたいと思います」

という意見が出ました。

挨拶の語源は、仏教語の「一挨一拶」といわれます。「挨」には互いに近づくという意味が、「拶」には迫るという意味があります。つまり、人と人とが出会い、互いに心を開いて相手に迫ることなのです。「お世話になります」ゃ「いかがお過ごしですか」といった短い言葉には、感謝や思いやりの気持ちが込められています。それらを交わすことによって、信頼関係を築くとともに、自分にも謙虚な気持ちが培われていくのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

#月刊朝礼 #朝礼 #今日の一言

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。