本日の朝礼は「声が見える」です。

2017年4月24日(月)

おはようございます。

職場で電話応対をする際、どんなことに気を付けているでしょうか。挨拶はもちろん、言葉遣い、話すときの姿勢、表情にも注意しなければいけません。ある企業では、それぞれが使う電話の受話器に「笑声」という文字と、にっこり笑った顔のイラストのシールが貼ってあるのです。社員は、電話をとるときもかけるときも、シールを見て自然に笑顔になるそうです。その声は「笑声」となって相手に届き、気持ちのよい印象を与えます。

社内では、

「お電話を受けるときもかけるときも、常に『明るく』と『丁寧に』を心掛けています。相手の気分を害するような印象を与えたくないからです。これからもその姿勢を続けていきます」

「最近の若い人は家に固定電話がないため、会社に入ったときに不特定多数の人と話すことが苦手といわれています。また、携帯電話で話すのは親しい人に限られるため、敬語の使い方も得意ではないとも言います。新入社員がいますので、電話応対をきちんと教えたいと思います」

「電話の応対には自分の状況が表れやすいものです。特に体調が悪かったり機嫌が悪かったりすると、元気のない応対になりがちです。電話だけのやり取りの人の場合、それだけで業務にも支障が出ることがあるため、いつも相手を思いやる応対を心掛けることが大切だと感じました」

という意見が出ました。

忙しかったり、不機嫌だったりするときは、つい電話にもその表情が出てしまうものです。そのようなときに気持ちを柔らかにする「笑顔のシール」のようなアイテムは役に立つでしょう。元気を出すムードメーカーの存在も有効です。電話応対で一番大切なのは、相手に対する感謝の気持ちです。その気持ちを忘れず、電話を受けるときもかけるときも、笑顔の応対を心掛けましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!

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