本日の朝礼は「小指の役割」です。

2017年3月15日(水)

おはようございます。

Fさんは先日、手の小指の爪を剝がしました。「小指なんて、どんな役目があるのだろう」と思うほどのものでしたが、いざ剝がれると、生活するのが不便でした。けがをしたことで物が持ちにくく、大切な役目を果たしていることに気づいたのです。親指ほど目立ちませんが、小指のように日頃は地味で何もしていないように見える人が、急に休んでしまい、その存在の大きさに気づく場合があります。

社内では、

「職場にも日頃は目立っていなくても、休まれて困った人がいました。皆それぞれに重要な役割を担って仕事をしているのです。それをよく理解して、みんなの個性を尊重していきます」

「職場だけでなく、地域社会や家庭においてもどのような役割を果たしているか、考え直しました。ただどこであっても、全員がそろい、おのおのの力を発揮することで、組織や集団はまとまると思うので、自分の与えられた役割をきちんとこなしていきたいと思いました」

「営業や企画などの目立つ部署だけでなく、それを後方でサポートしている人たちに支えられていることを忘れてはいけないとあらためて思いました。それらの人の力も評価できる目を持ちたいと思います」

という意見が出ました。

5本の指にはそれぞれ名称がついています。親指は他の4本に比べて短く、節も1つ少ないため、他の指と異なっています。しかし、物をつかむときには、他の4本にも増して重要な働きをします。しかし、親指だけでなく、その他の4本にもそれぞれ大事な役割があります。人も同様に皆それぞれ自分の役割を果たしているのです。そのことに感謝しながら、バランスのよい組織を築いていきましょう。
                             
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

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