
おはようございます。
落語は、構成から演出まで一人で何役もこなしながら語る、日本独特の話芸です。観客がおのおの頭のなかでイメージを膨らませて楽しみます。テレビや演劇を見るのに比べて、観客に想像力が求められます。想像力は職場においても必要です。人間関係のよい職場にするには、常に相手の立場に立ち、相手が何を求めているかを考えなければならないからです。
社内では、
「自分にとって些細なことだったため、真剣に対応しなかったことで、相手を傷つけてしまった経験があります。それは相手にとっては重大なことだったのです。想像力の欠如が人間関係を悪くする場合があるので、相手のことをよく考えて応対することを心掛けます」
「多くの人の意見を聞くことで、自分のイメージだけが全てではないことを知ることができます。相手のことを考え、何通りかのイメージを提案できるようにしなければいけないと思います」
「空気が読めない人がいます。自分のことにとらわれていて、周囲の状況を想像できない人です。相手は性別や年齢、考え方が違う人がほとんどです。今まで以上に想像力を働かせて、相手の考えを汲み取る努力をすることが大切です」
という意見が出ました。
想像力を養うためには、落語を見るだけでなく、小説を読んだり、さまざまな体験をしたりする必要があります。視野を広げることで想像力も豊かになり、職場だけでなく日常生活における人間関係も良好になるはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」